構築
構築経緯
環境で流行っている構築としては下記3パターンかと思います。
・ウーラオスを交えたサイクル、対面構築
・トリルミミッキュのガチグマ/イダイトウ
・ドヒドイデ/ディンルー構築
上記構築に対して打ち勝っていけることをコンセプトに強いポケモンを寄せ集めてサイクル及び対面寄りの構築を考えました。
本構築はロトムとディルーがキーポイントとなります。
ウーラオス入りのパーティーの場合、大概は先発ウーラオス(水)が出ます。
また、後発側にはウーラオス(悪)が出るような構築が比較的多い気がしました。
こちらに対して、ロトムは鬼火、放電等でが刺さり、火力低下と麻痺バグの押し付けを狙えますw
ディンルーはフェアリーテラスにより両型に対面で打ち合っていけるポケモンとなっています。
トリルミミッキュのガチグマ/イダイトウに対してはロトムを軸としてヒードラン、ランドロスをサイクルさせつつ火力低下、麻痺バグを狙ってヒードランの草テラスやロトムで締めるといった構築を考えました。
ドヒドディンルーに対してはまず、どちらか一体を初手で処すために零度パオを採用
し、後続はツツミやイーユイ、サーフゴーが比較的多かったため、ブエナカミを採用しました。
個体解説
ロトム@オボンの実
特性 ふゆう
テラス 鋼
157(252)-*-166(188+)-131(44)-130(20)-107(4)
・HBベースで陽気パオの草テラバ確定2発 →タスキ削りを狙う
・C調整:D無振りツツミをボルトチェンジで一発
・残りをDに振り、余りS
水ウーラオスに対しては特に力を発揮できるポケモンとして活躍しました。
ロトムは現環境ではスカーフ鬼火が流行っていますが、HBベースとオボンにより、耐えつつ鬼火、放電で仕事をしボルチェンで後続に繋ぐ動きが強かったです。
また、こだわり偽装ができ、裏の地面タイプ引きに対して、ドロポンを打ち、返りのウーラオスに放電を打つこともできました。
ヒードラン@とつげきチョッキ
特性 もらいび
テラス 草
191(196)-*-127(4)-191(188+)-136(78)-103(44)
マグマストーム/ラスターカノン/だいちのちから/テラバースト
・HD調整:C特化イーユイの悪の波動を確定3発
・S調整:S12振りカイリュー抜き
・残りをCに振り、余りB
ロトムとの相性補完が取れるサイクル要員として活躍しました。
草技を耐えたり、透かしたり逆にじしんをロトムで透かすなどの立ち回りで
相手をかき回して役割を果たしました。
また、ドヒドディンルー構築に対しても毒無効、ドヒド交代の面倒臭さをマグマストームで拘束し、確実に一体を断ち切る動きも強かったです。
ランドロス@こだわりスカーフ
特性 いかく
テラス 飛行
167(20)-216(252+)-112(12)-*-102(12)-138(212)
テラバースト/じしん/とんぼがえり/いわなだれ
・H調整:8n-1 →どく、やどりぎ、ステロ等定数ダメージ軽減
・B調整:テラス切りで陽気ウーラオスのテラスすいりゅうてんだ99%耐え
・A火力特化
・S調整:スカーフ込みで最速ツツミ抜き
・余りD
調整は下記動画を参照しました。
ヒードランや鉢巻パオジアンとの相性補完が取れるポケモンとして活躍しました。
パオジアン対面でいかくで火力を下げつつ、とんぼでたすきを削る動きで後続に繋げる動きが強かったです。
火力はあるのですが、基本的には後続に繋ぐような動きで役割を果たし、相手を崩していけます。
また、いわなだれ採用により、飛行ポケモン(カイリュー、サンダー等)に上から殴り、ひるみを狙うこともありました。
パオジアン@こだわり鉢巻
特性 災いの剣
テラス 悪
159(28)-189(252+)-102(12)-*-86(6)-182(212)
・H調整:8n-1 →どく、やどりぎ、ステロ等定数ダメージ軽減
・A火力特化
・D余り
・B調整:A4振りオーロンゲのソウルクラッシュ一回分耐え
→元々この調整は命の珠で採用されていましたが、火力を重視し、こだわり鉢巻で採用
パオジアンは最初、命の珠で採用していましたが、定数ダメージが気になるのと火力が思ったほど出ないのが気がかりでした。
鉢巻を採用したところ、ヘイラッシャを悪テラス切りで確定2発で倒したり、アーマーガーをつららで2発などの火力が凄まじかったです。最後の締めで不意打ち連打で倒したりもしました。
また、構築経緯の方でも記載しましたが、初手ディンルーやドヒドイデ、裏引きのヘイラッシャ等の高耐久ポケモンに絶対零度を打つのは安定択でしたw
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性 古代活性
テラス フェアリー
145(116)-*-94(150)-178(180)-156(4)-179(60)
・HB調整:陽気A252パオジアンのふいうちを確定2発
・C < S調整:C火力をぎりぎり保てる素早さ上昇で調整
・余りD
攻撃的なハバカミです。先制技は一発耐えられる気がしてます。耐久と素早さ調整が絶妙でイーユイやツツミ対面では大概勝てています。
また、サイコショックによって受けループにいるラッキー、ハピナスやクレセリア、ちょうまい積みのウルガモスにめいそう勝負を持ち込むこともできました。
ディンルー@たべのこし
特性 災いの器
テラス フェアリー
257(212)-147(30+)-164(124)-*-117(132)-67(12)
じしん/カタストロフィー/テラバースト/まもる
・H調整:16n+1 →たべのこし最高効率
・BDバランス調整
・A火力を多少振り、Sで4振りミラー抜き
悪ウーラオスの対策で困っていた時期があり、ふと思いついたのがこの型でした。
元々のタイプであんこくきょうだは耐えられるのですが、テラスを切って打点を持ちつつインファイトまで半減にでき対面では食べ残しの回復も相まって余裕を持って打ち勝っていけました。
まもる+たべのこしの型はドヒドディンルー構築が多いのですが、この型はワンマンでも大概のポケモンと戦えてました。まもるの様子見で、体力管理をしつつ殴るのが非常に強かったです。正直ステロ、吹き飛ばしよりも刺さったのではないでしょうか?
きついポケモン
キョジオーン
とにかくしおづけの定数ダメージとみがわり、まもる、自己再生がやっかいでこのポケモン一体で崩される場面は多々ありました。
カイリュー(しんそく鉢巻以外)
このポケモンはいつのシーズンでも型が豊富ですねw
鉢巻カイリューは一番対応しやすいのですが、特にはね休め、でんじは型はきつく
麻痺バグで対面負けが多々ありました。
チオンジェン
キョジオーンと同様です。
回復技やみがわり、まもるでがやっかいでした。ヒードランで拘束するのがやっとでした。
フワライド
不意に出る積み構築の中でも命中率操作をされるのがきつく後続にクレセリアやクエスパトラによるアシストパワー、隠密サーフゴーで身代わりなど非常にやっかいでした。
結果
以上、シーズン9の構築でした。
シーズン10では途中から追加技環境となるとの情報もありますのでその対策と上記苦手ポケモン対策にて挑みたいと思います。
それでは(。・ω・)ノ゙