【S17最終690位】対面チック高火力サイクル

皆様、お疲れ様です。

この度、ポケモンSVランクマッチS17にて最終3桁フィニッシュとなりました。レギュレーションF最終シーズンということもあり、これを機に構築記事を書かせていただきました。

 

今シーズンは最大レート1998を獲得するところまで行きましたが、2000にあと一歩及ばず4桁、5桁へと大敗を喫する悔しさの残る結果となりました。しかし、最終日なんとか巻き返し3桁へたどり着けたため大きく成長できたシーズンでもありました。

 

TN:キックス

順位:690位

レート:1912.917


今シーズン自分の好きな構築で自分なりに納得のいく順位に落ち着くことができました。よろしければご覧ください。

 

●構築経緯

●コンセプト

●個体紹介

 ・ランドロス

 ・アシレーヌ

 ・パオジアン

 ・イーユイ

 ・モロバレル

 ・タケルライコ

●基本選出

●きついポケモン

●最後に

 

 

構築経緯

レギュレーションFに入り、過去作ポケモンと新パラドックスの加勢したため、是非とも使用したい意欲がありました。その中で気になっていたのが「アシレーヌ」と「タケルライコ」でした。

 

アシレーヌ、タケルライコの両ポケモンはレギュレーションFが始まった当初から未だに上位構築に組み込まれており、対面性能、サイクル性能、崩し役など非常に優秀な役割を持っています。

上記2体をもとにサイクルと対面的な選出が可能な構築を組もうと試みました。

 

前期から話題に上がっている両ポケモンと相性が良いポケモンとしてランドロスを採用。型はアシレーヌをCSタスキ、タケルライコをHBゴツメ、ランドロスをHDチョッキとし、ごく一般的なサイクルを崩した並びで組み込みました。

 

また、個人的に高火力なポケモンが好みであったため、物理方面では鉢巻ASパオジアン、特殊方面では眼鏡CSイーユイを採用。この2体により相手の受け出しを許さない攻めを意識した選出を可能としました。

 

最後に補完枠として、毒びしや胞子対策を考慮し、HBモロバレルを組み込み最終構築としました。

 

 

コンセプト

・サイクルと対面選出を柔軟に使い分ける

・受け出しを許さない高火力を押し付ける

 

 

個体紹介

 

ランドロス

・性格:いじっぱり

・テラスタイプ:鋼

・持ち物:とつげきチョッキ

・技構成:じしん、がんせきふうじ、とんぼがえり、じわれ

努力値調整:

  H・・・16n-1

  D・・・極振り

  A・・・余り

  BS・・・端数

 

サイクル要員の一つ。威嚇による火力ダウンとがんぷうによるS操作が優秀であり、後続のパオジアンやイーユイの高火力を通すためのサポートが可能です。ライコやアシレの弱点を透かせる点でも優秀であり、サイクル選出の一角を担っていました。

特にハバカミとの対面では負けた場面はほとんどありませんでした。電磁波は無効、甘えるならばがんぷう→蜻蛉にて裏のイーユイorパオで上から殴ることを可能としていました。

また、じわれが良い役割を果たすことがあり、急増した持久力ブリジュラスを効率良く処す優秀さも兼ね備えていました。

 

アシレーヌ

・性格:ひかえめ

・テラスタイプ:水

・持ち物:きあいのタスキ

・技構成:ムーンフォースうたかたのアリアアクアジェット、アンコール

努力値調整:

  CS・・・極振り

 

対面性能に優れた安定した初手要員。ランド、ライコ、アシレの並びを見たときにオボン、チョッキ、ゴツメ持ちと認識する人もいるらしく相手の初手電気パオジアンに対し、うたかたで突破できることも多々ありました。また、初手の一体をミリ耐えで突破した後に出てくる積みポケモンをアンコールで縛る動きも優秀でした。

 

パオジアン

・性格:いじっぱり

・テラスタイプ:悪

・持ち物:こだわりはちまき

・技構成:つららおとし、こおりのつぶてかみくだくサイコファング

努力値調整:

  AS・・・極振り

 

高火力破壊要員の一つ。登場したシーズンからずっと使用しています。Sラインはミラー意識および火力増強のためいじっぱりのS極振りとしました。テラスは技の通りと安定性から悪テラスとしています。こおりのつぶてはふいうちによる透かしがディスアドとなることを恐れたた採用しました。やはりこのポケモンは悪テラ砕くが至高なりw

 

イーユイ

・性格:ひかえめ

・テラスタイプ:炎

・持ち物:こだわりメガネ

・技構成:オーバーヒート、かえんほうしゃあくのはどうサイコキネシス

努力値調整:

  CS・・・極振り

 

高火力破壊要員の一つ。シーズン中盤まではスカーフ草テラバを採用していましたが、終盤よく見かけるようになったディンルーを一発では倒しきれないことが多々ありました。思い切って炎テラスを採用しましたが、これが功を奏しました。上述したディンルーを炎テラスオーバーヒートにより一発で倒せることを目の当りにしたときは流石の一言ですw

 

モロバレル

・性格:のんき

・テラスタイプ:鋼

・持ち物:だっしゅつパック

・技構成:リーフストームイカサマ、キノコのほうし、こうごうせい

努力値調整:

  HB・・・極振り

 

補完枠としての採用。急遽最終日になって採用しましたが、あまり選出はしていませんでした。しかし、他の並び的にきつかった水オーガポンの選出を比較的抑制できていたような気がします。

 

タケルライコ

・性格:れいせい

・テラスタイプ:鋼

・持ち物:ゴツゴツメット

・技構成:ボルトチェンジ、じんらい、りゅうせいぐん、ヘビーボンバー

努力値調整:

  くろこ氏の調整を使用させていただきました

https://www.youtube.com/watch?v=xRSA5BTA-DA&t=90s

 

サイクル要員の一つ。パオジアンやイーユイのウーラオス対面での引き先として役割を担いました。また、突如増えた瞑想ハバカミに対してヘビーボンバーが有効であり、起点を許さない動きも優秀でした。テラスはミラーやフェアリー意識、ヘビボンの火力増強のため鋼テラスとしました。

 

 

基本選出

・パオジアンorイーユイ + ランドロス + タケルライコ

アシレーヌ + ランドロス + パオジアン

 

晴れパ

・タケルライコ + ランドロス + @1 

コータス→ウガツホムラの流れをタケルライコで足止めする。だいふんげきを半減にでき、流星群の火力もアップ。

 

雨パ

・パオジアン + アシレーヌ + タケルライコ

初手ペリッパーを処理した後にタケルライコで詰める。

 

ランド、ブリ、アシレ

アシレーヌ + ランドロス + パオジアン

アシレーヌさえ処理できれば残りの2体は持久力ブリやスカーフランドがほとんどであった。相手のランドロスは礫で、持久力ブリはじわれで処せた。

 

きついポケモン

・氷テラバ持ち(ランドロス、オオニューラ)

自分のランドロスが何もできず倒されます。

 

・クリアチャームカイリュー

いかくやがんぷうのSダウンが意味を成しません。

 

・キョジオーン

じわれポイントになりがちです。

 

・ママン、グライオン、@1

特にグライオンが曲者でTOD負けにつながる要因です。

 

・アロキュウ、トドツキ

サイコファングで壁を壊すも後続にトドツキがいると一気に厳しくなります。

 

 

最後に

レギュレーションFは非常に多くのポケモンが導入され、ケアしなければいけない型が

多くいました。特にブリジュラスはw

 

今シーズンもレート2000は掴み損ねたものの決して無理な目標ではないなと実感できるようになったのは成長できた証拠だと思います。

 

また、この場を借りてですが、普段からお世話になっているオープンチャットの方々には感謝を申し上げたいと思います。構築相談に乗っていただいたり、雑談に付き合っていただいたり皆様がいなければ自分はここまで頑張れなかった思います。

今後も楽しくお話ししましょう。

 

来シーズンは禁伝環境となり、構築もガラリと変わると思いますが、引き続き楽しめたらなと思います。

 

それではまたお会いしましょう(。・ω・)ノ゙